水虫・かかとのカサカサ

 

 

 

 

 

 

 

足の水虫は「オジサンの病気」と思われがちですが、実際は男女の差で感染率が変わるということはなく、近年は水虫に悩まされる若い女性の数が増えています。特にストッキングを着用し、ブーツを履かれる方は、「隠れ水虫」に要注意です。足は1日に300ミリリットルもの汗をかくと言われており、綿靴下とは違い、ストッキングは汗を吸収しないため、靴の中が非常に蒸れやすく、水虫菌が繁殖しやすくなります。

水虫を治すためには、足を清潔にし、菌の嫌いな乾燥した環境を作ることが重要です。水虫感染のリスクが高い場所(ジムのシャワー、公共プール、ヨガスタジオ、ネイルサロン)を訪れた後は、水虫に特化した抗菌(Antifungal)石鹸で足を洗うよう心がけましょう。靴のUV線殺菌器の使用も大変効果的です。

水虫の症状として、「足の皮がむける」「水ぶくれ」「足の痒み・痛み」などが代表的ですが、夏になっても改善しない「かかとの乾燥」をお持ちの方は、水虫にかかっている可能性が非常に高いので、早期の治療をおすすめします。