ショックウェーブ療法

放射状衝撃波療法(RSWT – Radial Shockwave Therapy)とは、軟組織の腱障害(Tendinopathy)の治癒率を高めることが証明された、米国FDAにも認可されている治療技術です。血液循環を高め、治癒過程を加速させ、損傷した組織を徐々に再生させる、非侵襲的で非常に効果的な治療法です。

慢性的な痛みを経験すると、身体はその領域に損傷があることを認識しなくなります。結果として、治癒プロセスがシャットダウンしてしまい、痛みを引きずってしまいます。当院で使用するenPlusが放つ弾道波衝動は、軟部組織の深くまで貫通し、治療部位に故意的に微小外傷(マイクロ・トラウマ)を起こします。このように新しい炎症状態を引き起こすことで、身体の自然治癒反応を再び促し、損傷した組織を回復させます。

enPlusの場合、一回約10分ほどの治療で、約3000~4000回ほどの衝撃波を治療患部に与えます。照射のたびに「ボン、ボン、ボン」という音がします。通常、5~7日おきに3~5回の施術が必要です。

 

どういう症状に有効ですか?

足の裏が痛む足底筋膜炎、アキレス腱鞘炎、テニス肘など靭帯や腱の損傷が原因の慢性痛です。リハビリや鎮痛剤など、非手術的治療を6か月以上続けても痛みが改善しない人が対象となります。

 

術後に注意すること

故意的に患部に炎症を起こすため、治療後に患部を冷やしたり、非ステロイド抗炎症成分の痛み止めを飲んだりしてはいけません。痛みがある場合には、抗炎症成分が含まれない鎮痛剤(タイレノール)が処方されます。

 

PRP療法との違いは?

ショックウェーブ療法もPRP療法も、メカニズムは同じです。PRP療法は、血液の採取や治療後の松葉杖の使用など、ショックウェーブ療法よりも少し侵襲的な治療法となります。ショックウェーブ療法だと治療後の制限が少ないため、休みが取りづらいダンサー・スポーツ選手や、日頃の運動を引き続き行たい方には最適な治療法です。