爪水虫

世界人口の約10%が爪水虫に悩まされていると言われています。爪水虫は白癬菌(はくせんきん)が原因で、爪の下で誰にも邪魔されずにどんどん増殖します。そのため、通常透明な爪が黄色や茶色に変色し、さらに症状が進むと爪が押し上がり、ボロボロと崩れてきます。一見、爪が厚くなっているようにも見えますが、実際には白癬菌が爪と皮膚の間に「巣」を作り、爪を下から突き上げているのです。

爪水虫は公共のプ一ル、スポーツジム、ネイルサロン、また家庭内で感染しやすい病気です。また、爪から広がった菌が皮膚にも広がり、水虫に感染してしまうケースも少なくありません。

治療法として、当クリニックでは最新のレーザー療法を導入しています。レーザー熱が爪の下に潜む水虫菌を殺菌し、新しい健康な爪が生えるよう刺激を与えます。この画期的な治療法は1~2回のトリートメントで80-85%の爪水虫を治癒し、副作用や術後の痛みもほぼありません。「爪水虫かな?」と思ったら、足病専門医の受診をおすすめします。ご家族の方々に菌をうつさないためにも、早期治療を心がけましょう。

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